嬉しいブログ!


嬉しいことがまたひとつ。

月刊スペトリのお客様が、12月に開催した『月刊スペトリ:ファミリースペシャル!』について素敵な記事をブログに書いてくれていました。なんということでしょう。本当に嬉しい。皆さんも是非読んでみてください。月スペの雰囲気を非常に的確に表してくれています。

http://odekake.seeedling.com/indoor-charge/magicshow/

内容の中に、小学6年生の長男のエピソードがありましたが、実は同じことを別のお客様から言われたことがあります。
去年、ある素敵なお店のマスターから「今度、法事で久々に家族が揃うから、皆にあなたのマジックを見せてあげたい」と依頼を受けました。そのお客様の息子さんが中学生の「とても難しい時期」らしく、親子関係もギクシャクした感じだったそうです。マジックのパフォーマンスは大盛りあがりで終えました。皆の誕生日を使ったマジックや、家族の絆をテーマにしたものなどを中心に組ませていただきました。
次に店を訪れたときに、そのお客様から「先日は本当にありがとうございました」と深々と頭を下げられました。出演料をいただいてパフォーマンスをしたのに、そこまで丁寧にお礼を言われたことに戸惑っていると、その理由を話してくれました。
私のマジックを息子さんも本当に楽しんでくれたらしく、終わったあとも本当に嬉しそうに話題に上っていたとのことで、あの夜をきっかけに、親子の会話も増えてとてもいい関係になれたというのです。なるほど納得、心からどういたしまして。

すべてのマジックにはタネや原理があり、魔法ではありません。ただ、マジックに魔法が含まれているとすれば、それは目に見える不思議なもの自体ではなく、それを観た人の心のなかで起こるものなのではないでしょうか。私は28年の長い経験から今そう思っています。

ギクシャクしていた親子関係を少しだけでもスムーズにできたなら、それは魔法です。悲しみに涙してる人を笑わせられたら、それは魔法です。病気で苦しんでいる人に数分でもその苦しみを忘れさせられたら、それは魔法です。マジック(魔法)とはコインが消えたり、サインカードが未開封のペットボトルに入ることではなく、観た人の心に素敵な変化をもたらすことができることを言うのだと思います。そういった意味で、より良いプロ「マジシャン」となれるよう、日々研鑽していかなければいけません。

朝からこの記事を見つけてとても幸せな気分でお昼のパフォーマンスに向かいました。
 江別で保育園卒園式の謝恩会ステージでした。久々にパワフルな園児たちがかぶりつくなか、お祝いと旅立ちのテーマを盛り込んだ30分ほどのショーを目一杯楽しんでいただきました。園児、親御さん、先生それぞれが、驚き、笑い、ときに悲鳴をあげつつ大いに楽しんでいただけました。

園児たちにはパフォーマンスが終わってから名刺を配ることにしたんですが、司会役の方がそれをアナウンスするや否や、まるで肉に群がるピラニアのごとく、ワーワーと一瞬で私を取り囲んでしまいました。そうそう、この感覚。小学生中学年以上のお子さんや大人の方に演じるときとは全く違う、このピュアな好奇心と衝動。

あー楽しかった!
よーし、3/27の『月スペファミリー』もがっつり盛り上げますよー!