「スペさん格さん」!

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今日はSTVのテレビ番組『マハトマパンチ』番組終了の打ち上げに、サプライズゲストとして出演させていただきました。
15分弱のステージで「お祝い」「完遂」「仲間の絆」をテーマにした3演目を演じました。
MCの伊吹吾郎さんをはじめ、柳沢慎吾さんや上杉周大さん、アナウンサーの方からスタッフの皆さん含め約60名様に大いに盛り上がっていただきました。
やはり、お客様のテーマに合わせてパフォーマンスすると、より心の奥深くまで響くため、熱い盛り上がりになります。
もともと先週の「24時間テレビ」で演じる予定だったカードマジックも演じることができ、柳沢慎吾さんから「うわ!鳥肌!鳥肌!」という最高のリアクションをいただきました。
パフォーマンスの後は伊吹吾郎さんや柳沢慎吾さんと一緒に写真を撮ったり、いろいろな方と飲んで話したり、クロースアップマジックを演じたりと、大いに楽しみました。

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打ち上げの最後、小出アナウンサーが3年5ヶ月続いた番組と伊吹さんへの気持ちを手紙にして読み上げたときは、思わずもらい泣きしてしまいました。こっそりメガネをはずして、おしぼりで拭きました。素晴らしかったです。
驚きつつ、同時にほっとしたのは、伊吹吾郎さんも柳沢慎吾さんも、「テレビのまんま」だったことですね。伊吹さんはテレビで見る通りの紳士的かつコミカルで気遣いに満ちた素晴らしい方で、柳沢慎吾さんは飛行機の時間が迫ってて早く空港に向かわないといけないのに、ずっと「顔が近いCA」シリーズのネタを延々と演じ続け、最後は小出アナから「いつ終わるんですか?(笑」と突っ込みが入って、「あばよ!」と帰って行きました。
番組制作に携わる皆さんの熱気と一体感は本当に素晴らしく感動的でした。心に響く時間をありがとうございました。
今回のミッションであった、伊吹吾郎さんとのツーショット『スペさん格さん』が撮れたのも最高に嬉しいです。ぜひまたご一緒したいです。

24時間テレビ

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今日は「24時間テレビ」に、初めての生中継で出演しました。スペンサートリックスの「お茶の間浸透大作戦」スタートです。
本番前はやはり緊張しましたが、意外なもので、いざ始まってしまうと、いつものモードとテンションで行けちゃうものです。仲の良い友人が観に来てくれていたのもリラックス効果がありましたね。
直前に後半の出演の演目を大幅に変更することになったため、少し焦りましたが、なんとかなるものです。焦ってもコンシェルジュ。即興力鍛えておいて良かった。

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生放送2回が終わったあとは、ほぼインターバルなしでステージです。ダッシュで控え室に戻って速攻準備して、ステージへ。
盛り上がりましたー。2ステージともびっしり満員で、2階、3階からも観てくれていて充実したステージでした。
今回の24時間テレビは「つなぐ」がテーマだったので、いつもの刺激的な演目は抑え気味にして、ファミリー層を意識した演目でステージを組みました。テーマに沿った演目を意識的に入れ、皆の目に熱を帯びたのを確認してから、ここで「仕掛け」ました。
ステージが始まる前は、募金箱が設置されたコーナーには人がまばらだったので、ショーの中で「今日は優しさを形にして、見ず知らずの誰かを助けることができる特別な日」というメッセージを意識的に取り入れました。
マジックを楽しんで笑顔でいる皆さんに、被災地の方々や、様々な事情で今この瞬間笑顔でいられない人々のことを思い出してもらい、普段はあまり意識することのない、顔も知らない他人への優しさを喚起するよう仕掛けました。そのメッセージが浸透するのを待って、最後の「きずな」をテーマにしたロープマジックを演じました。
ショーが終わったあと、募金箱のコーナーに長蛇の列が出来ている光景を見て、今日一番の嬉しさと充実を感じました。係の方に「スペさんのショーが終わるなり、募金箱に行列が出来て凄いことになってます(笑」と言われて、思わず「私はマジック・コンシェルジュです。イベントのテーマに沿ったパフォーマンスをさせていただくのが仕事です」と誇らしげに言ってしまいました。超ドヤ顔だったと思います。
生中継2本とステージ2本でさすがにクタクタになりましたが、とても充実した1日になりました。テレビで観てくれた方々、ステージを楽しんでくれた方々、本当にありがとうございました。楽しんでいただけていたら嬉しいです。

『月刊スペトリ』始動。

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本日はパワーランチ初参加の後、「街中スペースCOVO」さん(http://www.covo-s1w7.com)で新イベントの打ち合わせをしていました。
4月に独立して以来、新しく出会う方に頻繁に聞かれるのが、

「どこに行けば観られるんですか?」

 

というものです。残念ながら、企業やウエディングなどのプライベートなショーや会員制のものを中心に演っているので、一般の方々が気軽に観覧できるような形のパフォーマンスはほとんどない状態でした。

「一般の人にも気軽に観て欲しいけど、他のクライアントの手前、出演料を下げるわけにはいかない」

 

というジレンマに悶え苦しんだ末、結論が出ました。

「自分でイベント作っちゃえばいいじゃん!」

で、そうと決まれば、企画内容を練って、変動リスクを極限まで潰した原案を仕上げ、最近、友人の紹介で知り合った上記の「街中スペースCOVO」さんに連絡をして、企画を持ち込んだという顛末です。COVOさん側も内容を気に入ってくれて、早ければ来月あたりからスタート出来そうです。

イベント名は

『月刊スペトリ』(Monthly SpencerTricks)

です。毎月開催を予定しています。
1時間のイベントで、前半30分は皆が同時に楽しめる「パーラー/サロン」形式のパフォーマンス後半の30分は各テーブルを回り、目の前で楽しんでいただける「クロースアップ」パフォーマンスという構成にする予定です。定員は30名です。
観覧料は1人3000円食べ物や飲み物は付いていません。飲食を含めなかったのは、マジック自体を純粋に楽しんでいただく濃厚な時間にしたかったためです。缶ビールや酎ハイなどは、喉を潤すために1人1本くらいの持ち込みはできますが、空き缶などは持ち帰りいただく形になります。
丸々1時間、スペンサートリックスの特別なマジックパフォーマンスを存分にお楽しみいただき、頭をリフレッシュしてお帰りいただく企画になっています。テレビの画面越しの予定調和で安心して見られるものとは違います。実際に目の前で安全柵もなく、不思議な現象に触れ、晒されるのです。自分の感覚すら信じられなくなるような、トッププロの特別なマジックをどっぷりと体験したあとは観覧料がお安く感じられることと思います。
演目については、リピーターの方にも常に新鮮な気持ちで楽しんでいただけるよう、毎月新しいものを取り入れていく予定です。他では(テレビなどでも)絶対に観られない、特別なオリジナルマジックも盛り込んでいきますので、スペンサートリックスをご存知の方はもちろんのこと、スペンサートリックスを知らない方も「騙されたと思って」騙されにご来場ください。感情が揺さぶられて日々の疲れも吹き飛ぶような、特別な体験を提供させていただきます。

『月刊スペトリ』が定着したあとは、親子で昼間に参加できる『別刊スペトリ(親子編)』や、刺激の強い「針飲み」などの危険術を中心にしたR18の『別刊スペトリ(袋とじ)』なども不定期に開催していこうと考えています。
また、開催日程等が決まったら、イベントページなどで告知、招待させていただきますので、楽しみにお待ちいただければ幸いです。

最新作『C.C.D.P.』完成しました。これからアメリカの問屋様とやり取りです。

スペンサートリックス最新作にして初のダウンロード商品『C.C.D.P.』が完成しました。一年以上のブランクを経てリリースされる最新作は販売ページでも「現象について一切明かさない」という地雷感満載のシロモノです。安心してください、確信犯ですよ。

自分の名前を付けて商品を出すのに、ダメなものをリリースするはずがないじゃないですか。最近のマーケットは「目新しさにつられて買ったけど現場で全く使えない」マジック商品が氾濫していますが、自らの評判を落としてまでイージーマネーを手にしようとする姿勢に、控えめな表現で言うと「吐き気がします」。

そこで、今年から取り組むリリースプロジェクト『ペティルーションズ』「スペンサートリックス自身が実際に現場で1年以上継続して使い続けている実用的な鉄板ネタのみ」をリリースするという超絶なものです。その第一弾がこの『C.C.D.P.』です。家族や友達や同僚など、毎回同じ相手にしか演じないアマチュアの方は買わないでください。あまり価値を理解してもらえないと思いますので。

逆に、プロマジシャンやセミプロの方、果敢にいろいろな観客の前で演じるアマチュアの方にとっては、非常にありがたい商品になっているはずです。

これから、コンテンツと英語版セールスレター、上の宣伝動画をアメリカの問屋様へ送ってダウンロード商品として登録してもらうよう依頼します。

 

 

以下に販売ページに掲載予定のセールスレターを掲載します。

とても長いので無理して読まないでください。

 

 

 

「C.C.D.P.」セールスレター

 

マジックを演じているとき、観客との距離を感じることはありませんか?

「タネを暴こうとしないで、純粋に楽しんでくれたらいいのに」と思いませんか?

魔法の鍵が、ここにあります。

 

SpencerTricks is Back!

 

「1年以上自分のレパートリーとして演じ続けて現場で磨き上げた実用的なエフェクトのみをリリースする」

『ペティルーションズ』プロジェクト第1弾!

 

ここでは多くを語れませんが、この商品は多くのマジシャンの悩みを解決する最高のデバイスの作成方法とその効果的な使い方を解説した動画です。

販売ページなのに詳細を書かないのは、不自然ですし、「フェアじゃない」と言われるかもしれませんが、これには理由があります。

なぜならこのエフェクトは「コロンブスの卵」だからです。

現象をここで明かしてしまうと、その演技自体は誰でも簡単に真似できてしまいますし、恐らくはそのアイディアの根本について深く考えずにコピーして演じる方が増えてしまうと思ったからです。

アイディア、情報そのものに価値があるコンテンツだと信じているため、このような変則的な売り方になってしまうことをお許しください。

これは、マジックのトリックを解説したものではありません。

しかし、これを取り入れることでマジシャン vs オーディエンス」というストレスの多いパフォーマンス環境を数秒で解決して、あなたと観客との距離は一気に縮まります。そう、これは観客のマインドを「純粋に楽しもう」という状態にセットし直し、あなたのパフォーマンス環境を良好に整える即効性の薬なのです。

 

「C.C.D.P.」はクロースアップだけでなく、パーラー、ステージなど、すべての場面で効果的に使用でき、常に1秒でパフォーマンスできる状態でいながら、日常的にセットしていても演技の邪魔になりません。

 

私自身、1年以上、すべてのパフォーマンスで使っていますので、このエフェクトの効果の素晴らしさは現場で実証済みです。

 

エフェクトとしてのジャンルは「ギャグ」に分類されます。「ギャグ」というものは、一般的にその性質上、さまざまな要因で「合う合わない」の振れ幅が大きい(「くだらない」や「要ハイテンション」「下ネタ」等、パーソナリティーに左右される)ため、手を出しづらい感覚がありますが、「C.C.D.P.」は演じ手を選ばない稀有なエフェクトです。観客の抱く「マジック」のイメージをしっかりと踏まえながら、予想外の角度で切り込んでくるため、観客は驚きの声を上げ、すぐに安心の笑いからさらに畳み掛けられ爆笑するという「3段階の感情の揺さぶり」をほんの数秒で体験します。感情を大きく揺さぶって最終的に「笑い」で着地するため、振れ幅と笑いによる大きなリラックス効果で、肩の力を抜いて以降のマジックを楽しんでくれるようになります。

 

何より素晴らしいのが、マジシャンが遭遇するある種の「苦難」を笑顔で乗り切ることができる点であり、「C.C.D.P.」は主にそのために開発したと言っても過言ではありません。現場で遭遇する「マジシャン苦難あるある」を最高の笑顔でパフォーマンスのピークに変換することができます。

そう、あなたが演じる強力なトリックよりも、この数秒間のギャグで何倍もの盛り上がりを現場にもたらすことも可能です。

 

パーティーやレストランでのショーの場合、観客が驚きの叫び声を上げた数秒後に大きな笑い声が起きますので、まわりの潜在的な見込み客の注目を集め、興味を惹くことができます。「あのマジシャンのいるテーブルで、ただ事じゃないことが起こっている」と思わせることが可能です。

 

「C.C.D.P.」は年齢、性別、国籍に関わらずあらゆる観客に楽しんでいただけます。実際に1年以上にわたり、何百回ものパフォーマンスを通じて現場で実証済みです。

 

「実用性」「演じるストレスのなさ」「効果」すべてにおいて最高のデバイスであり、スペンサートリックスが現在も毎日セットして演じている最強のエフェクトです。実際、カフェでこのレターを書いている今も「C.C.D.P.」がセットされ、必要なら1秒で演じられる状態です。

 

正直言うと、これをリリースするかどうか、本当に悩みました。「自分だけの秘密にしておきたい」というのが偽らざる気持ちです。しかしながら、「C.C.D.P.」が今回の『ペティルーションズ』プロジェクトの第1弾にぴったりなコンテンツだったこと、公開してしまうことで、新しい創作意欲を燃やし続けるように自らを追い込みたかったこともあり、公開に踏み切った次第です。正直、あまり広まって欲しくはありません。

 

プロ、アマ問わず、「C.C.D.P.」はあなたのパフォーマンス環境を最適に整え、その後の観客の反応を一瞬で変えてしまうでしょう。

 

実用的で、現場で永く使え、流行りに左右されないタイムレスなエフェクトです。

 

価格についても本当に悩みましたが、「新プロジェクトのスタート作品であること」「初のダウンロード販売であること」「販売ページで現象を説明できないこと」を鑑みて、破格の1500円で販売させていただくことにしました。

 

「コロンブスの卵」なため、現象をここに書けないのは大変心苦しいですが、他人の前で演じられる多くのマジシャンにとって値段の10倍以上の価値のある商品だと自負しています。

 

デメリットを挙げるなら、家族や友人など、いつも決まった人々のみに向けて演じる方にとっては、上に述べた「C.C.D.P.」の価値をさほど感じられないかもしれません。そのような方にとっては「アイスブレイカー」を使う必要がないため、「受けるランニングギャグ」としての使い道しかないからです。それでも、近しい人々に最初に演じたときには大きなリアクションが得られるでしょう。