笑い声と驚きの歓声で満ちた素敵な1時間。
今年で4年連続で呼んでいただいている北見工業大学の学園祭メインステージ。ぼくにとっては毎年恒例の大切なイベントです。それだけにリピーターのお客様もいるわけで、やはり演目選択に注意を払わなければなりません。常に新しいものを取り入れて、馴染みの方も新しいお客様も一緒になって楽しんでいただけるものを用意する必要があります。今回もオリジナルの新しいトリックをふんだんに盛り込んで、きっちり演らせていただきました。
ここの学園祭はメインステージが野外なので屋内ステージでピンスポットで演じるようなミステリアスな演目やしっとりした雰囲気のものよりも、コミカルな演目を多めに演じました。お客様の反応もとても良く、笑い声と驚きの声が交互に飛び交う素敵な時間になりました。
観客の中で、とびきり良い反応をするお客様や、大きな声でコメントをされる方もいらっしゃいます。そういうお客様のリアクションには、できるだけこちらからも反応するようにし、コメントを返したりします。お客様との「つながり」を作るうえでこれほど重要なことはありません。
お客様がマジシャンを観るよりも熱心に、マジシャンはお客様を熱心に観なければいけません。演じながら、お客様の心に寄り添うことで、観客との一体感を形成することができます。そうして演じたほうが、お客様にとって数倍も数十倍も素敵なパフォーマンスになります。
今回は企業様のパーティーやウエディングパーティーとは異なり、全体のイベント構成を考えて短くまとめる必要もなかったので、4年間の感謝も含めてほぼ丸一時間のパフォーマンスをさせていただきました。
皆さんからとてもいい笑顔とリアクションをいただけたので、今日も良い酒が飲めそうです。来年もお逢いできるよう、今後も精進いたします。